瞬間英作文を 無料で やる 方法|サイト・自作・Anki と、 その 限界

瞬間英作文は無料でできます。登録なしの練習サイト4つを編集部が実際に使い、文の数・音声・答え合わせの仕方を比べました。ノートと Anki での自作の手順、無料だと足りなくなる「答え合わせ」、アプリの無料プランの範囲もまとめます。
「瞬間英作文をやってみたいけど、いきなりお金はかけたくない」「本を買わずに、無料で練習できるサイトはない?」。先に答えると、瞬間英作文は無料でできます。この記事は、瞬間英作文アプリ IETA(イエタ) の編集部が、登録なしで使える練習サイト4つを2026年11月7日に実際に使い、ノートと Anki(無料の暗記カードのアプリ)で札を作ってみた記録をもとに書いたものです。
先に立場を書いておくと、IETA は有料プランのある瞬間英作文アプリの運営元です。だからこそ、無料で足りる人には、無料のやり方をそのまま勧めます。そのうえで、無料だと足りなくなる所も、使ってみた事実で書きます。
この記事で分かるのは、無料の練習サイトの違い、ノートと Anki での自作のやり方、無料のやり方の限界、アプリの無料プランの範囲です。有料も含めたアプリの選び方は 瞬間英作文アプリのおすすめ7選 にまとめています。
先に結論|瞬間英作文は無料でできる。足りないのは「答え合わせ」

瞬間英作文に要るのは、日本語の文と、その英語の答えだけです。日本語を見て、英語を声に出して、答えを見る。これなら無料のサイトでも、本とノートでも、Anki でもできます。
始めるまでの手間は、どのやり方も小さめです。違いが出るのは、続ける仕組みと、答え合わせの仕方です。今回使った無料のサイト・ノート・Anki は、どれも「答えを見て、自分で◯×をつける」形でした。お手本と同じに言えたなら迷いません。困るのは違う言い方をしたときで、それで通じるのかは、自分では決めにくい。ここが無料のやり方のいちばんの限界です。
編集部のおすすめは次の順です。
- まず1週間、無料の練習サイトで試す。登録なしで今日から始められる
- 決まった本を何周もしたいなら、ノートか Anki で自作する。Anki は忘れたころに出し直してくれる
- 自分の言い方が通じるかを知りたくなったら、判定のあるアプリを試す。無料プランや無料体験がある
無料の練習サイト4つを実際に使ってみた

「瞬間英作文 無料」で探して見つかった練習サイトのうち、登録なしで使える4つを、編集部がスマホの幅で開いて、出題から答え合わせまで操作しました。
2026年11月7日に各サイトを開いて確かめた内容。4つとも登録なしで使える。文の数は各サイトの表示どおり。
| サイト | 文の数 | 音声 | 答え合わせ |
|---|---|---|---|
| 練習帳 | 790問 | なし | 自分で◯× |
| native-real | 1,960文 | あり | 自分で3段階 |
| 5秒英作文 | 8,000問以上 | あり | 自分で◯×+一致度 |
| 原田英語 | 約500文 | あり | 自分で◯× |
瞬間英作文★練習帳|中学英語を10文ずつ
中学英文法の790問を、79のテーマに分けたサイトです。「ランダムに 10文」を押すと日本語が1文ずつ出て、「英語を見る」で答えと一言の解説が出ます。あとは「◯ 言えた」「× 言えなかった」を押すだけ。言えなかった文だけを集めて回すこともできます。音声はありません。記録はその端末のブラウザの中に残ります。
native-real|音声つき。自己採点は3段階

1,960文を、日常会話・ビジネス・旅行など9つの分野に分けたサイトです。日本語が出たら声に出し、「答えを見る」で模範解答・別の言い方・AI の読み上げ・ひとことの説明が出ます。自己採点は「完璧に言えた」「だいたい言えた」「言えなかった」の3段階。上の画面では「今日は記念日だね」の模範解答が「Today is our anniversary.」、別の言い方が「It's our anniversary today.」でした。
5秒英作文|8,000問以上。5秒で答えが出る

例文が8,000問以上あるサイトです。日本語を押すと答えが出る形に加えて、「5秒モード」では5秒の秒読みのあとに自動で答えが出ます。マイクで話した英語と答えの一致度(%)を出す「発音チェック」もあります。ただ、比べる相手はお手本の1文なので、言い方が違えば、通じる英語でも数字は下がります。短い会話の文と長いビジネスの文が混ざって出るので、難易度(低・中・高)で絞ると回しやすくなります。
原田英語 瞬間英作文トレーナー|中学英文法を単元ごとに
英語の先生向けのサイトで、中学英文法の全単元(be動詞から仮定法まで)を約500文で回せます。考える時間を0〜10秒で決めておくと、時間が来たときに英語とネイティブの音声が出ます。授業で映す前提の作りですが、自習モードもあり、ひとりでも使えます。苦手な単元だけを選んで回したい人に向きます。
なお、サイトではなくアプリですが、「ぼくらの瞬間英作文」にもブラウザで使える Web 版があり、無料プランは回数つきでした(開いたときの表示は「残り 15/15」)。アプリの無料の範囲は、無料プランのある瞬間英作文アプリ で横に並べています。
本の例文で自作する(ノート・表計算)

決まった教材を何周もしたい人は、自分で作るのがいちばん安上がりです。手元の本の例文でも、サイトで言えなかった文でもかまいません。編集部が作ったのは、上の図のような1ページです。
- ノートの左に日本語、右に英語を書く。1ページ10文まで
- 右を折って隠し、日本語だけを見て声に出す。出てこなければ開いて答えを見て、もう一度言う
- 言えたら左の欄に印をつける。3回続けて言えたら、その文は卒業
表計算(Google スプレッドシートや Excel)なら、A列に日本語・B列に英語を入れ、B列の文字を白くしておけば同じことができます。この表は、次に書く Anki にもそのまま取り込めます。
自作のよいところは、自分が実際に言いたい文を入れられることです。旅行の前なら「窓側の席にしてもらえますか?」、仕事なら「会議は何時に始まりますか?」。本の例文を写すときは自分の練習用にとどめ、ネットには公開しないでください(本の文には著作権があります)。
弱いところは、答え合わせと続ける仕組みです。答えはノートに書いた1文だけなので、違う言い方をしたときに◯かどうかを決めるのは自分です。いつどのページを回すかも自分で決めるので、忙しい週に止まりやすくなります。1回に回す量の目安は 瞬間英作文の一日の分量 にまとめています。
Anki で自作する(忘れたころに出し直してくれる)

Anki(アンキ)は、無料で使える暗記カードのアプリです。言えた札は間をあけて、言えなかった札は早めに出し直してくれます。パソコン版(Mac・Windows・Linux)と Android 版(AnkiDroid)は無料、iPhone 版(AnkiMobile)は ¥4,000 の買い切りです(2026年11月7日に 公式サイト と App Store で確認)。
編集部は Mac 版(26.09.4)を入れて、旅行と仕事で使う10文を札にしました。手順は次のとおりです。
- パソコン版を入れる。公式サイトから入れる(Mac なら Homebrew の
brew install --cask ankiでも入る) - デッキを作る。デッキの一覧の下にある「デッキを作成」で、「瞬間英作文(自作)」のような練習用の箱を1つ作る
- 札を足す。上の「追加」を押し、ノートタイプは「基本」のまま、表面に日本語・裏面に英語を入れる。表計算で作った表は、デッキの一覧の下にある「ファイルを読み込む」で一度に取り込める
- 「今すぐ学習」を押す。日本語を見て声に出し、「解答を表示」で裏を開いたら、4つのボタンから選ぶ
裏を開くと、下に「もう一度」「難しい」「正解」「簡単」のボタンが出て、それぞれ次に出すまでの間が書いてあります。言えた札ほど次に出るまでの間が延びていくので、札が10枚から100枚に増えても、その日に回す札は Anki が選んでくれます。
弱いところは、答え合わせがやはり自分の判断なことと、札を作る手間です。どのボタンを押すかは自分で決めるので、違う言い方をしたときの迷いはノートと変わりません。標準の札では音声も出ません。
無料のやり方の限界は「答え合わせ」「声」「続ける仕組み」

4つのサイト・ノート・Anki を使ってみて、編集部が「無料だと足りない」と感じたのは3つです。
編集部が 2026年11月7日に使って比べたもの。アプリの無料プランは IETA の場合。
| やり方 | 答え合わせ | 声に出したか | 続ける仕組み |
|---|---|---|---|
| 練習サイト | 自分で◯× | 確かめない | ブラウザに記録 |
| ノート | 自分で◯× | 確かめない | 自分で決める |
| Anki | 自分で4段階 | 確かめない | 自動で出し直す |
| アプリ(無料) | アプリが判定 | 声で答える | 1日1回まで |
1つ目は答え合わせです。上の図のように、「この辺で桜を見たことある?」に「Have you ever seen sakura around here?」と答えたとします。お手本は「the cherry blossoms here」。自己採点だと◯をつけてよいか迷い、お手本との一致を測る形だと、語が違うぶん数字が下がります。通じる英語なのに、自分で×をつけてしまうわけです。瞬間英作文は効果ない? の記事で読んだアプリのレビュー480件でも、本や前の教材の「答えが1つしかない」「丸暗記になる」を乗り換えの理由に書いた人が17件いました。
2つ目は声です。無料のやり方では、頭の中で言っても、声に出して言い切っても、同じように◯をつけられます。瞬間英作文は口が動くようになるための練習なので、声に出さないと効きにくいのですが、それを確かめる人がいません。
3つ目は続ける仕組みです。サイトの記録はブラウザの中だけのものが多く、端末を替えると引き継げません。ノートは回す日を自分で決め、Anki は出し直してはくれますが、開くかどうかは自分しだいです。
アプリの無料プランという選択肢(IETA の場合)

ここまでは一般論です。この記事を運営している IETA は有料プランのあるアプリですが、無料プランもあります。上の3つの限界のうち、答え合わせと声は、無料プランでも確かめられます。
IETA は、日本語の出題を見て声で英語を言うと、「◎ 完璧に言えた」「◯ 言えた」「✕ 言えなかった」の3段階で判定します。お手本と一字一句同じかではなく、その英語で相手に通じるかで決まります。さっきの「sakura」の答えは、実際に「完璧に言えた」になりました。

無料プランでできるのは、1日1レッスン(10問・約5分)です。判定とお手本の音声は使えて、カードの登録も期限もありません。2回目以降のレッスン、詳しい解説、AI復習は有料プランです。有料プランは4週間 ¥3,980・12週間 ¥6,980・48週間 ¥19,800 で、どれも7日間は無料で試せます(2026年11月7日時点・iPhone のみ)。
無料のサイトで1週間やってみて、「この言い方で通じるのか知りたい」と思ったら、判定のあるアプリを試す番です。判定の考え方や無料の範囲はアプリごとにかなり違うので、瞬間英作文アプリのおすすめ7選 で比べてから選んでください。
よくある質問
瞬間英作文は本当に無料でできますか?
はい。日本語の文とその英語の答えがあればできます。登録なしで使える練習サイト(瞬間英作文★練習帳・native-real・5秒英作文など)や、ノート・Anki での自作なら費用はかかりません。足りなくなりやすいのは、自分の言い方が通じるかの答え合わせです。
無料の練習サイトは、どれから始めればいいですか?
中学英語からなら瞬間英作文★練習帳(10文ずつ・◯×だけで迷わない)、音声も聞きたいなら native-real、文の数が欲しいなら5秒英作文です。どれも登録なしで開けるので、1日ずつ試して続けやすいものを選ぶのが早いです。
Anki の札は、何枚くらい作ればいいですか?
最初は10〜20枚で十分です。Anki は言えた札ほど次に出るまでの間を延ばすので、毎日新しい札を少しずつ足していけば、回す量は自然に増えます。1日に出す新しい札の数は、デッキの設定で決められます。
ChatGPT で答え合わせはできますか?
例文を作らせたり、打ち込んだ英文を直してもらったりはできます。ただ、声に出した英語を毎回その場で判定させるのは手間がかかり、日本語を見てすぐ言う、という瞬間英作文の速さが出にくくなります。
まとめ

- 瞬間英作文は無料でできる。要るのは日本語の文と英語の答えだけ
- 登録なしの練習サイトは、練習帳(790問)・native-real(1,960文・音声つき)・5秒英作文(8,000問以上)など
- 決まった本を回すなら、ノートか Anki で自作。Anki は忘れたころに出し直してくれる
- 無料のやり方の限界は、答え合わせが自分の判断になること。違う言い方で通じるかは分からない
- 通じるかを確かめたくなったら、判定のあるアプリの無料プランや無料体験で試す
練習サイトの文の数・音声・答え合わせの仕方は、2026年11月7日に各サイトをスマホの幅で開いて確かめたものです(画面は広告を外して撮影)。Anki は Mac 版 26.09.4、AnkiMobile の値段は同日の App Store(日本)。IETA の値段と無料プランの範囲も同日時点です。変わることがあるので、使う前に各サイトで確かめてください。